2月5日 港さん来館に、沸く。

一体、何事かと思いました。

その日僕は、静岡県西部地区高校演劇部の集まりに、トゥリーモニシャPRのために顔を出していて、学遊館に戻ったのは16時半頃でした。

稽古のお部屋を開けると、軽快なピアノの音色。
いつにも増して、毛利さんノリノリだなーと思っていたらば、そこに居たのは、すらっとしたサングラスの男性。
音楽監督、港大尋その人でありました。

「ダイナーおばちゃん、ラッパを吹いた」
という、ナンバーを奏でていらっしゃったのですが、最初、新曲かと思いました。
テンポ、早まりまくっているし。
エンドレスに歌い続けているし。
「こーいう感じでスウィングさせて、遊んじゃうのもアリかなーって」
…左様でございますか。。
戻っていきなり、圧倒されましたよ。
これって、こんな曲だったのね。
後で聞いたら、実はアレンジに一番時間を要したのが、この曲だそう。
勢い余って、もはや突き抜けた感さえあります。
軽快です、リズム。
痛快です、スウィング。
そして、全開です、ミナト節。
からだで覚えなくちゃ&楽しまなくちゃ、、
歌う度にポジティヴになっちゃうような一曲でした。

2月5日 港さん来館に、沸く。


休憩をはさんで、後半。
さながらレクチャー・コンサート、、
「音楽監督・港大尋が弾き語る、改めまして、トゥリーモニシャってこんなハナシ」!
幕開けから終演までの物語に、場面場面の音楽を奏でながら、港さんの解説が加えられました。
作中の登場人物は、すべて港さんがカヴァー。
トゥリモの活躍も、レムスの勇敢も、魔法使いの胡散臭さも、全部 by 港さん。
ご苦労様です、お見事です。
おかげでコーラス参加者一同、作品の大枠をイメージで掴めたんじゃないだろうか。。
東京稽古の進捗や、音楽監督の意図も、港さんの口から語られると、やっぱり違いますね。

2月5日 港さん来館に、沸く。

「ヘンな曲ばかりつくりやがってと、皆さんに思われてるんじゃないかと思って、怖かった。」
やっと、市民コーラスの現状に触れられて、港さんも安心した様子。
しかもどうやら、思ったよりちゃんと出来ていたらしい(慢心はいけないけれどもね)。
そしてそして、「楽しいお話なんだから、楽しくやりましょう☆」
ふらりと?颯爽と?、、クワイアのテンションをあげあげして、袋井を後にした我らが音楽監督なのでした。



レポート 加藤たけし


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